払済保険とは?
更新日:2017/11/02
あまり耳にすることはないかもしれませんが、払済保険と呼ばれるものがあります。
これは、新規で加入できる保険商品の名前ではなく、現在加入中の保険を解約することなく、
保険期間もそのままで、月の支払いのみを済ませている状態のことを払済保険と呼びます。
では、払済保険にすることで何かメリットはあるのでしょうか。
【払済保険に変更すると・・・】
まず月々の支払がなくなるので、月の負担額がなくなります。
しかし、その変わりに途中で保険料の払い込みが終わるので、保険金額は低くなります。
また特約などを付帯していた場合、それらは消滅してしまうので、事前に払済へ変更することで、
どう内容が変更されるのかを確認した方が良いでしょう。
【変更するときはどんな時?】
例えば、収入が減ったり、急な出費が増加し、月々の支払を抑えたいときに非常に有効です。
積立型の生命保険へ加入している場合、解約返戻金は経過年数と共に増えていくので、
途中解約をすると損をしてしまう場合もあるのです。
解約したときに損をしてしまう時、払済保険へ変更することで、それ以降の保険料を支払わなくても良くなるのです。
変更後は、解約返戻金は継続的に増えていきます。
払済保険という仕組みは理解できましたか?
もし加入中の保険で払済への変更をお考えでしたら、まずは契約中の保険が払済へ変更できるのか否かを確認することをおすすめします。