糖尿病は現代でもかなりの方が罹患している病気です。
糖尿病の厄介な点のひとつとして、慢性的な疾患のため、病気とうまく付き合いながら生活をしていかなければいけないということです。

ですが、糖尿病になってから家を購入、または建築される方もいますよね。
その時必ず話に出る保険というと、「団体信用生命保険」です。

では、糖尿病に罹患していると団体信用生命保険に加入することが出来ないのでしょうか。

【糖尿病の際には告知が必要です】
団体信用生命保険に関わらず、糖尿病の場合、告知書に正確な情報を記入する義務があります。
告知書の内容は保険会社によって違いますが、糖尿病であるという事実は告知しなければいけません。
また合併症の有無によって、団信に入れるか否かを判断する保険会社もあるようです。

【糖尿病でも合併症がなければ加入できるものがある】
糖尿病を既に罹患している場合、団信に入ることは難しいですが、告知基準が緩やかな引き受け基準緩和型保険や、告知が不要な無選択型保険があります。
そういった保険を選び、団信の代わりにすることで、住宅ローンの審査が通ることもあります。
つまり、団信という形で加入出来なかったとしても、他の保険に加入することでその代わりになると見なされることがあるということです。

既に糖尿病の方でも、借り入れる住宅ローンの銀行や、保険会社によって団信の代わりや、
合併症を引き起こしていなければ、団体信用生命保険への加入も出来る場合があるということですね。
まずは、住宅ローンの借入先と、保険会社へ相談してみるのがいいかもしれません。