掛け捨て保険と積立保険の違い
更新日:2017/10/12
掛け捨て保険と積立保険、よく聞きますよね。
これは生命保険の種類ではなく、保険商品の違いを表しています。
掛け捨ても積立も、もちろんメリットやデメリットが存在します。
まず、掛け捨てと積立の違いを知っておきましょう。
【掛け捨て保険】
簡単に説明してしまうと、基本的にはお金は戻ってこない形の生命保険です。
途中解約のときにはわずかなお金は戻ってきますが、満了時にはゼロになってしまうものです。
定期保険や収入保障保険、逓減定期保険が掛け捨てタイプになります。
メリットとしては、掛け捨ての商品は保障を重視した生命保険の為、万が一いは手厚い保障内容になっていることがあります。
【積立保険】
解約するとお金が戻ってくる保険のことです。
終身保険や養老保険がこの積立保険のタイプです。
積立保険は、保障もあり、同時に貯蓄がメインになっています。
つまり、掛け捨てタイプよりも積立部分があるので同じ保障額でも、保険料が高額になります。
メリットは、貯金と保険が一緒になっている為、別途貯蓄をする手間が省けます。
積立保険の方がお金が戻ってくるし、貯金も出来るので、掛け捨てタイプと比べると良い様に思えます。
しかし、掛け捨てタイプは保障内容が充実しており、月々の金額も高額ではありません。
どちらのタイプの保険に入るとしてもまずは、保険加入の目的をしっかりさせた方がいいでしょう。
すると、どちらのタイプの保険が合っているのかがわかります。
ご自身の生活で考えられるリスクを想定し、どの金額まで生命保険でカバーするか。
是非考えてみてくださいね。