生命保険料が負担になっている方!対処方法があります
更新日:2017/10/10
「生命保険料が家計の負担になっているので、解約したい」
そういう方が結構いらっしゃいます。
保険料は物の売買と違い目に見えないものにお金を支払っている為、
なんとなく無駄に思えてしまうこともあるのかもしれません。
ですが、本当に解約してしまっていいのでしょうか。
万が一の時に助かる生命保険の役割を、ゼロにしてしまうのは大きなリスクが生じます。
そのため、保険料が負担に感じる方には、対処方法がちゃんとあります。
【複数の生命保険へ加入している方】
まず複数の生命保険へ加入している方については、最も優先度の低い生命保険を解約する方法があります。
ひとつ解約しても、優先度の高い生命保険がしっかりと残っていれば大丈夫です。
【全て必要な生命保険の方】
複数加入しているけれど、全て必要という場合もあります。
そんな時は、「延長保険」や「払済保険」へ変更することをお勧めします。
延長保険とは、保険料の払い込みを中止し、その時点の解約返戻金をもとに保険金額を変えずに、
定期保険に変更する方法のことを言います。
保険期間は、解約返戻金がいくらあるかによって変わってきます。
払済保険とは、保険料の払い込みを中止し、契約期間を変えずに保障額の少ない保険に変更する方法を言います。
【注意点!】
延長保険も、払済保険もどちらの変更も特約が消滅してしまいます。
変更することで、消滅するものが他にないかをしっかりと確認しましょう。
保険料は、目に見えない万が一に備えたものです。
現状家計が苦しいと、保険は解約してしまえばかなり負担が軽くなると、
お考えになる方もいらっしゃいますが、万が一の時に、保障が何もないことほど不安なことはありません。
解約してしまう前に、一度保険料が軽くなる方法や見直しなどをかけてみてくださいね。